※この記事では「この百合のこんなところが尊い」な超個人的視点の多い内容になっています。新しい百合との出会いの機会、母子・母娘百合の造詣を深めていただければ幸いです。
※百合、レズ、レズビアンと書いて男性が主体となっている作品はすべて滅してほしい。本ブログ、当サークル作品ではそのスタンスです。ずっと。永遠に。
あなた、さては母娘百合好きですね?
こんにちは。百合に生かされ、百合を考えることで生きるLilium Anthems,Kenkunです。
私のことは、おいおい語るとして……まずは、百合。そう、百合です。
このブログを読んでくださっているあなたは、百合という言葉がお花以外の意味を持つ事を知っていると思いますので、そのまま話を進めます。猪突猛進。
あなたはどんな百合が好きですか?
私は今現在、親子百合・母娘百合が好きなのです。
姉妹百合、学生百合、年の差百合に社会人百合、幼なじみ百合から異形百合に概念百合。
さらには、人妻百合に不倫百合。巨大感情、レズ風俗、リキュール百合に殺伐百合。
細分化が増えてきている昨今、挙げていったらキリがないですね。
さて、改めて。あなたはどんな百合が好きですか?
今回は私の好きな近親百合について取り上げていきます(問題発言)
最初から、アクセル全開ですね(˘ω˘)
(今回は百合と思春期における一時の気の迷いについては触れません。ご安心ください)
近親百合
日々暮らしていく中で、つかず離れず。多くの時間を共にし、成長していくことで今までとは異なった感情の芽生え。という描写を好むジャンル。私はとても好き。
今回は母子百合をメインにご紹介。
母子百合・親子百合・母娘百合とは?
言わずと知れた(知れてない)超業深ジャンル。
性別の特定性から、私は母娘百合とうたう事が多い。
執筆者が
・母に投影されている
・娘に投影されている
・概念として存在してさえいない
この違いから作風は大きく変わる。私はちなみに概念です。
基本的にはコミカル、優しい日常など。母子ならではの作品が多く、シリアスは好まれないけれど、好きな人はとても好き。私は好き。
創作の中ではレアケースではあるものの、現実の母娘百合はいろいろなところで触れることができます。
「娘と仲が良すぎて友だちみたい」「今度、娘とパルコに服を買いに行くの」などはとても良い創作の種ですね。現実は小説より奇なり。
基本的にカフェなどでその話を聞けます。さらに創作に行き詰まったらメモを持って、集合商業施設などにも足を運ぶと良いかも知れないです。行きましょう。出不精は視野狭窄。
名古屋圏内の人ならばららぽーとの子ども用品フロアなどがおすすめです。
一般的な生活と比較したこのジャンルの根底にあるもの
毒親、マザコン、ドタコン(doughter=娘)、自己愛、自己投影愛など。
世界的にも問題視されることが多いのが親子関係。
教育心理学や児童心理学、親子の関係についての研究も多くありまして。様々な観察研究が一般的にされているのにもかかわらず、結局は「当人たちの感情」ということに落ちつくことが多いためか、2010年以降は「母性」について触れられることは少なくなったんでしょうか。最近はあまり見かけません。
また、個の時代と呼ばれるようになった昨今では女性誌に「母と娘特集」などが組まれることは少なくなった。悲しい(´・ω・`)
百合というジャンルにおいての母子百合の立ち位置
かなり人を選ぶ。これだけは唯一無二で揺るがない事実ですね。
しかしそれ以外はかくも捉えどころのない大枠のジャンル。
そしてとても大切になってくるのが、いわゆるカプ属性。
タチネコがどちらかによって大きく需要が変わってくると思います。
なぜなら日本における一般的な恋愛描写の容認性を用いるなら「娘が成人している」ことが条件になるから。
ほんわか母娘百合なら良いですが、本格的な描写をしようと思うと年齢差は基本ふたまわり。
娘は最も若くて18~20歳。
母の年齢設定は若くて36~38歳。その年齢を容認できるか。というところが論点になります。
つまり「アラサー百合がOK」な人と「十代がいい」という層は完全に分かれていることが多いのです。
まずは、血縁か否かは置いておいて、まずは主題である「おねロリとロリおねの乱」を見ていきましょう。血で血を争うのです。血縁なだけに。
母×娘(おね→ロリ)
母性乱暴で描かれることが多い。娘の方は「ツンデレ」「無感情」「ベタベタ」系。
母視点で描かれることが多いため、ロリ描写が圧倒的に多くなるが、その中にはバブみの暴力が多分に含まれるためバブに飢えた読者が集まることもあり、荒れる。
あくまで母と娘の固有空間として存在してほしい人にとって、自己投影してくるコメント「私も入れて~」などは最強の地雷。
カプに挟まるのは男女ともにタブーなのである。絶対領域。
(この『バブみ』は男性向けコンテンツにおける『催眠、寝取り、ワカラセ系』と層がカブるためアニメなどの版権作品において、そういった二次創作されることも多く、不快。私がpixivで母娘を見ない大きな理由。滅せよ。滅してください。お願いします)
母と子の関係というのは個人の中での経験に属するところがあるので、どちらにしろただ荒れる。
しかも不意に感動させられたり、過去の自分の経験とリンクした時に郷愁、もしくは強烈なトラウマ、嫌悪を感じたりするから危ない。しかし、その感覚を手に入れたとき、児童文学の多くは母娘百合と化します。おめでとうございます。絵本は聖書。
(これは私の私感なのですが『母親』と『物語としての母性』は基本的にまったくの別物ですよね。一般論が「母性は幻影」に帰結する理由のように思えます)
母の属性は「あらあら」「ふふふ」が一般的である。一般常識があるように見えて娘に手を出す、甘やかしすぎる辺りなかなかやばい。現実にこんな母がいたら大変であるが、たまに見かける。あくまで物語、幻想として存在してほしい。尊い、好き。私の作品は基本こっち。
娘×母(ロリ→おね)
大体、娘がおかしい。ギャグとして書かれることも多い。
学生娘×思春期の娘に迷う母、という構図が当然のようになっている。まれに「母は血が繋がってるから母の友だちの人妻を」という流れもある。
母の理性と娘のまっすぐさ、お互いに関係を壊してしまう事への恐れを描くことが多く。基本的には学生百合・不倫百合の構図に似ることもあり、おねロリとしての公式。受け入れられやすく。親子百合のイメージの中核を担うため、こちらがほとんどである。それ故に扱いやすく、ライト百合文学に混ざることが多い。母子百合タグでまっとうなものは大体こっち。
バブみの訴求や大人の女性に憧れる思春期、を描くことも多く。女性心理にリンクすることも多い模様。ここで目覚めたあなたは基本的に熟女好きになります。自分の年齢が上がる度に相手の年齢が上がっていくでしょう。一般的に+10歳。
「文章もさることながら内容の業が深すぎる。胸焼けする」
という声が聞こえてしそうなのでこのへんで。
次回もお楽しみに~
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